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2007年2月12日 (月)

実験! 碾茶を焙じる

Photo_91

Photo_92久々になにか新しい素材を焙じたくなって、日本茶インストラクターの勉強用に入手して未開封だった、碾茶(てんちゃ)を焙じてみました。

「てんちゃ」と音で聞くと、つい「甜茶」を連想してしまいがちですが、まったくの別物。碾茶は「玉露」「かぶせ茶」などと同じ※被覆栽培で育てられたお茶で、渋みよりもまろやかな旨みが特徴のお茶のことです。

といっても、碾茶はそのまま湯を注いで飲むものではありません。これは抹茶の原料で、主に石臼などで挽いてお手前などに使われるわけです。

形状は上の写真のように、青海苔みたいなうすっぺらく、光に当てると鮮やかなうす緑色がきれい。茶葉自体の香りは「茶の香り」というより、子供の頃、健康のために飲んでいた「クロレラ」の錠剤みたいな香り。たぶん葉緑素の香りなんでしょう(こんな例えじゃ魅力が伝わらないですよね…。でも、爽やかな緑の香りなんです)

ではでは、マイ焙烙に大さじ2.5の碾茶を投入。

中火にかけ、こまめに火から話して小刻みに揺する…この動作を繰り返すこと1分半。爽やかで芳しい茶の香りが立ちはじめます。

そのまま、焦がさないように気をつけながら焙烙を揺すること2分半。かすかに煙が立ち、茶葉の鮮やかな緑が全体的にくすみ、一部の茶葉が茶色っぽくなったところで火からおろします(写真・中央)。

さて、焙じあがった茶葉を急須に入れ、沸かしたての湯280mlを注いで、蒸らすこと25秒。

黄金色のほうじ茶がはいりました。見た目は合格!Photo_93

さて、風味のほうですが、

りは、香ばしさというより、ほのかな緑の香り。

味は、普通のほうじ茶より苦味が強い。碾茶は栽培方法により苦味成分であるカフェインが多く含まれるので、そのせいかもしれません(焙じたことで随分減っているとは思いますが)。

それらの結果から、

「焙じ碾茶」は、それ単独で飲むより、通常のほうじ茶のブレンドに用いるのがよさそう! という結論に。

お茶の苦味を嫌う方もいますが、あっさりとしたほうじ茶には、多少の苦味がプラスされたほうが風味が立体的になり、深みが増すような気がします。

いつか、「茶の子茶舗 特製ブレンドほうじ茶」を作るときには、この「焙じ碾茶」を加えることにしましょう~。

※被覆栽培

覆下栽培(おおいしたさいばい)とも言われ、日光を遮って新芽を生育させる栽培方法のこと。成長期の茶芽は直射日光を遮ると、渋みが少なく、甘みとコクが強いお茶ができるのです。

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コメント

碾茶なんて初めて聞いた&見たよ~。抹茶の原料ということは、これをラテしてもおいしいのかな~? 抹茶ミルクみたいにはならないのかな~? 

投稿: パン子 | 2007年2月13日 (火) 11時43分

パン子ちゃんどうもです! 私も日本茶インストラクターの勉強をするまで、碾茶って知らなかったの。粉末の抹茶状態にしてしまうと、劣化が早いので、挽く前の碾茶で購入して、その都度石臼で挽いて使うらしいのです。
碾茶をラテすると、抹茶ラテになるのか…。今度試してみるね~!!

投稿: 茶の子 | 2007年2月13日 (火) 13時50分

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