2008年12月30日 (火)

今年出会った、愛すべきお茶道具

今年もあと残すところ、1日。
今年も振り返ればいろいろありました。
楽しいこと、悲しいこと、腹が立つこと、「生きててよかったー」と思えるくらいうれしいことも…。
そして、それらのどんな感情のときにも、側にはいつもあたたかいほうじ茶がありました。
それにしても、今年も飲んだなあー。
来年も飲むぞー!

さて、今年入手して、散々使って、重宝している道具なのに、うっかりブログでまだ紹介してなかった道具について書きます。

1・焙烙Photo_2

「これと同じの、前にも見たよー」といわれそうですが、実はこの子は二代目。一代目は、使用中にぱーんとヒビを入れてしまい、お茶を焙じるのが不可能となりました…。
いい具合に煤もつき始め、使い勝手もよく、すごーく気に入っていたので、とってもショックでした。未だにこの焙烙を見ると、胸が痛くなります…。
が、ゆうさんの計らいで、二代目を入手! 
新しい焙烙は、全く同じ種類ではありますが、少々小ぶり。そして、ゆうさんが持ち手を革で巻いてくださったので、持ち手をしっかりにぎることができ(前は熱かったので、フキンで巻いていた。フキンに引火したことも…)、一代目に勝るとも劣らぬ使い勝手!  もちろん、ほうじ茶の仕上がりもバツグン。手持ちの常滑のものよりも、どういう訳かふっくらいい具合に仕上がる。もう手放せません! ありがとう、ゆうさん♪

2・柳宗理デザインのステンレスケトル(やかん)Photo

2年ばかし使っていた、レトロなデザインのやかん(内側がホウロウ)をうっかり空焚き…。でも、その前から内側に錆びが発生していて「そろそろ買い換えるかなー」と思っていたのでした。このやかんに関しては、デザインに惚れて買ったものの、使い勝手が悪かった。持ち手が金属むき出しなので、そのまま持つことは出来なかったし、内側ホウロウ部分は、使い始めて数ヶ月で錆び発生。また、表面のざらざらした質感が洗いにくく、フキンで拭くと、布の繊維が引っかかる…などなど。見た目と使い勝手の良さは違うのだということを勉強させてもらいました。
その勉強の結果選んだやかんが、このステンレスケトル。
柳宗理氏のデザインするキッチン用品は、雑誌などで目に留めることはありましたが、じつはそれほど惹かれたことはありませんでした。が、このやかんに関しては、なんか前から引っかかってました。
見た目、もろ「やかんです」って感じなので、最初は「こんなの、同じようなやつがホームセンターとかに500円で売ってるんじゃないのー?」と思ってたんですが、意外とあるようでない。
・ 手なじみのいい持ち手のフォルム
・ 底の広さと安定感ある形
・ ステンレスのほどよい厚み
・ つや消しのステンレス
・ よく見ると愛おしさを感じさせる丸みあるライン
使ってみたら、底が広いのでお湯は早く沸くは、口が広くて中は洗いやすいは、表面が汚れにくく、今のところ焼け汚れ(高温でつく茶色い汚れ)もつく気配はないは、大満足です。
なんでしょう、いい道具って、ペットみたいにかわいがりたくなります。
やかんなんて、面倒くさがりやのこの私が、毎日かわいた布で磨いてます(笑) 
心を込めて磨くことで、なんだか可愛らしく育ってきた気がするんですよねー。気のせいかしら。
焙烙も、内側と底に、徐々に煤がついてきて、毎回表情を変えるんです。これは、気のせいではなく、確実に育つ道具! これから、どんなふうに育っていくのかホント楽しみです。
こんな愛すべき道具に出会えたことに感謝!
来年もいい出会いがありますように。
みなさまにとっても、ステキな1年となりますように!
来年もどうぞよろしくお願いいたしまーす♪

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2008年1月28日 (月)

新しい保温ポットを買う

保温ポットを買いかえました。Photo

先のポットは、おととし、今の土地に引っ越してきたときに近くのホームセンターで買ったもの。本当はサーモスのものが欲しかったのですが、そのときたまたま財布にお金がなくて(でも、すぐに欲しくて)、700円くらいの一番安いポットを買ったのです(見た目だけサーモス風)。

あれから1年9ヶ月。700円ポットは沸かしたての湯を入れたり(1煎目はヤカンで沸かしたての湯を使いますが、2~3煎目はポットの湯を使うことが多いので)、煮出したタンポポ茶を入れたり、野草茶を入れたり…と、けっこう活躍してくれました。

しかし、数ヶ月前から、このポットに入れた湯の匂いが気になりだしたんです。しかも、なにか化学系の匂い。

それでも、なんとなく使い続けていたのですが、先日、パッキンのついてる内蓋部分をさってみてギョギョ!! 

指でちょっと押してPhoto_2 みたら、プラスチックが砂鉄のようにぼろぼろ崩れてきたのです。本体からバキッともげてしまった内蓋は見るも無残(写真)。恐る恐る匂いを嗅いでみると、あああ~、この匂いこの匂い。

この数ヶ月、私たちはこのプラスチックが溶け出たお湯を飲んでたんですね…。

体にいいはずないですよねえ。

「お茶の風味がどうこう…」とえらそうに語ってきたのに、お湯の管理さえできてなかったなんてお恥ずかしい限りです。

そうとなったら、つぎのポットを探さねば! 

すぐに楽天からサーモスポットを検索。

その結果、定番のステンレスに黒蓋のものではなく、気分を変えて「クッキークリーム」という色を購入してみました。

今度の内蓋は、きちんと分解してお掃除もできます(普通はそうなのかな)。まあ、とりあえず、これで一安心。

それにしても、ポットや茶器、そのほかキッチン用具などは、その消耗加減や状態をこまめにチェックしていかねばいけませんね~。食品の安全に気を使っても、内蓋がボロボロととけたポットのお湯を飲んでたんじゃ、ヌケ作もいところ…。

これからは、日ごろお世話になっている道具の手入れを丁寧に! 

しっかり反省した1日でした。

(写真)

上・新しいポットです。

下・見るも無残な内蓋の一番外側のパーツ。2年弱でこうなるとは…(美しくないものをお見せしてすいません…)。

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2007年11月 8日 (木)

「グリーンティ」という名のお香

東京の歯科医に行った帰り道、ふらっと立ち寄ったロクシタンで「グリーンティ インセンスコーン」(2,100円)を買いました。Photo

インセンスコーンとは、コーン型(円すい)のお香のこと。

個人的には、ちょっとずつ煙が漂うスティック型のほうが好きなのですが、もともとコーン型しかないとのこと。残念。

お香は好きでたまに買いますが、選ぶのはいつも決まってオーソドックスな白檀(ビャクダン)。お香は一度焚くとしばらく香りが残ってしまうので、へんなお香を焚いた日には、息を吸うたびにブルーな気分に。だから、あんまり変わった香りは買わないことにしています。

……が、「お茶のお香」と聞いたら無視できません。

さて、その香りは…

うっ? うううう???Photo_2

決していやな香りじゃないんだけど、「グリーンティ(煎茶)」かっていうと疑問。

かすかに緑を思わせる香りと清涼感が感じれられるので、これが「グリーンティ」という名の所以なんでしょうか。

フランスに渡った煎茶は、フランス人の感性により、「GREEN TEA」という名のまったく新しい香りになってしまったようです。

私の頭があまりに「茶・茶・茶」だったので、この香りに対して「あれっ」って感じもありましたが、それを抜きにすれば、さっぱりした清々しい香りです(でも、ちょっと強い)。

私のように、茶本来の香りを期待するなら、

やはり「茶香炉」が一番なのかもしれません。

フランス人が茶香炉を体験したら、どんな感想を持つんでしょう?

香水文化のなかでは、やはり華やかさに欠けるんだろうか?

「マダーム! なんかコゲてますよ」

と言われて終わってしまいそうな気もするなあ…。

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2007年8月17日 (金)

大谷石を練りこんだ器を買う

Photo 栃木県の「大谷石資料館」に行ってきました。

大谷石とは、栃木県宇都宮市大谷町付近一帯から採掘される、流紋岩質角礫凝灰岩の総称(HPより)。

フランク・ロイド・ライト設計の旧帝国ホテルはこの石を使って建てられたんですって。

この資料館の目玉は、何といっても巨大地下採掘場跡。

うだるような暑さのなか、長い階段を下りていくと、そこは広くて、ひやーっと涼しい別世界! 

田舎町の地下に、こんな幻想的な空間が広がっているなんて驚きです。Photo_2

このスペース、映画やドラマなどにも使われるらしいです。

で、帰りに資料館の横にある売店で、大谷石の粉を使って焼き上げた器を購入。

小さめなご飯茶碗みたいな感じですが、番茶を飲むのにちょうどよさそう!

大谷石の粉を使っているというだけあり、表面がボツボツ、ザラザラ。

手で包むように持つと、軽く刺激があって気持ちいいです。Photo_3

帰りに不思議なことが。

大谷石資料館を出て、何気なく頭の地肌を触ったら…。

固い粒が指に触れてどきっ! 

フケじゃありません。念のため。

おそるおそる髪の毛をかき分けると…出てきたのは小さい大谷石の粒。

特に集中しているのはつむじに近いてっぺん周辺。

なんで、わたしの頭から石が?

 ただ、地下を歩いていただけなのに…。

しばらく悩んで出した答えは、地下を歩いているときに、ときどき天井からぽたっと落ちてきた水滴じゃないかと。

この水滴が、石の欠片を含んでたんじゃないかと…。

さすが、ミラクル巨大地下空間。

思いもよらないお土産付きなのでした。

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2007年6月 5日 (火)

新しい急須

Photo_35 先日、お茶の本の仕事でもお世話になったTさんから、

とってもステキな急須をいただきました。

持ち手が輪っかになっている場合は、ポットっていうのかな。

片手にぽこっと収まる小ぶりのもので、湯はだいたい200cc入ります。

繊細な細工を施した蓋のつまみ部分は、くるくると回るかわいい仕掛け!

でも正直、つまむたびに「もげた!」ってヒヤッとさせられます(笑)。

素朴な土色の上に、火加減でついたような白っぽい、グレーっぽい模様がなんとも味わい深く、じっと見ていても飽きません。

注ぎ口の部分は、うまい具合に調整されていて、湯のみに注ぐときにまったく裏漏りせず、気持ちよくお湯が切れるんですね~。Photo_36

お茶を淹れるためだけに生まれてきた急須。

その人生のスタートを飾る一煎目は、どんな茶葉でいくのか…これにはいつも頭を悩ませます。

この急須の場合は、サイズからしてほうじ茶や番茶はキツイから、

やはり、こだわりの玉露かかぶせ茶かな~。

とりあえず、今は、飾り棚の特等席に並べて、毎日そのたたずまいを楽しんでいます。

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